お知らせ

肌を傷づけないわき汗治療〜ミラドライ

2020年12月7日

ミラドライの料金・費用

両わき1回198,000円

 

ミラドライとは?

 ミラドライは厚労省より薬事承認を取得の安全性と効果が証明されたわき汗治療機器であり、肌を傷つけずにわき汗を半永久的に減らす事が可能です。マイクロ波で『レンジでチン』する様に皮下に熱を発生させ、汗腺を壊します。中度~重度の多汗症・わきが(腋臭症)を根本から解決することも可能で、「ボトックスは6ヶ月毎に注射するのが不満」「根本治療の手術は怖い」という方から多くの支持を受けている安心の施術です。
 

ミラドライはこんな方に適応

・わき汗が多い(多汗症)
・わきが臭い(わきが)
・1日着用した衣服に臭いがつく程度のわきが
・汗じみや黄ばみが気になる方
 
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ミラドライの特徴

⑴傷をつけずに効果が継続

 
わきが・多汗症治療ではこれまで、主に傷をつける手術か傷を作らないボトックス注射の2択でした。手術には瘢痕や色素沈着などの術後合併症があり、全ての人がきれいになる保証がありません。また、ボトックスは効果持続期間が約6ヶ月で定期的な治療が必要です。手術では術後、傷が目立たない人も多いですが、万が一、傷が目立ってしまうと、人前でわきを見せるのを躊躇するなど、新たな悩みが生まれます。
 
ミラドライはボトックス注射の様に効果が6ヶ月で切れることなく半永久的な効果の持続が可能で、かつ、手術の様に傷をつけることがないわきが多汗症の有効な治療です。
 

(2)マイクロ波で汗腺に熱を発生させる

ミラドライで使われるマイクロ波は電子レンジに使用される電磁波に近似して水によく吸収されやすい波長のため、水分子を振動させ熱を発生させます。ミラドライはこの性質を利用して汗腺を選択的に壊し、周辺組織にダメージをほとんど与えることがありません。

 

(3)クーリング機能

ミラドライは照射と同時に冷却機能があり、皮膚表面を熱から保護します。
 

(4)多汗症には手術より効果的

多汗症の原因であるエクリン汗腺は皮膚の浅い層にあり、手術で汗を減らそうとすると皮膚壊死のリスクが高くなります。ミラドライは肌の表面からマイクロ波を照射してエクリン腺とアポクリン腺の両方の層に熱を発生させるためエクリン汗腺も壊すことが出来ます。
 

その他のわきが・多汗症治療との比較

ミラドライ 

肌を傷つけない治療が可能
 

効果

効果は高く、プログラムされた治療のため効果が安定している。
 

短所

施術範囲の設定と麻酔の技量で差
 
 

リスク・ダウンタイム・副作用

軽度から重度
腫れ・内出血・熱傷の可能性・軽度の色素沈着とつっぱり感・1ヶ月程度の知覚鈍麻など
 

ボトックス注射

注射のみの施術で傷はできない

効果

効果は高い。*注射する単位数が少なくなければ効果は弱い
 

短所

約6ヶ月の効果持続。
 

リスク・ダウンタイム・副作用

耐性ができる可能性がある

 

手術

傷は残る

効果

高い・医師の技量や考え方が効果に影響を与える可能性がある。

リスク・ダウンタイム・副作用

腫れ・内出血・色素沈着やつっぱり感は強くでる・皮膚壊死の可能性がある

 

施術の流れ

 

①診察

 
医師との診察で気になる点やお悩みの程度ををお伺いし、ガーゼテストでわきが・わき汗チェックを行います。ご不明な点や不安なことがありましたら、遠慮せずにお聞きください。
 

②施術を受けようと思ったら

 
診察後に施術日を決めていきます。
*当院では診察当日の施術はお受けしていません。勢いで治療を受けず、ご家族ともよく相談してください。学会や公的機関が出している美容医療の指針にも同様のことが書かれております。
 

③施術当日

 
(1)手続き・マーキング・麻酔
施術範囲の決定後に局部麻酔をして、専用のマーキングシートで脇の設計図となるしるしをつけていきます。
 
(2)ミラドライ照射(片ワキ30〜45分)
ミラドライのマイクロ波を照射していきます。クーリング(冷却)をしながらの照射で皮膚を保護しながら照射します。
 

④照射後

 
帰宅時に専用の保冷剤と頓服で痛み止め薬を処方します。特に自宅で安静にする必要はありません。動いていただくことが出来ますが、激しい運動は避けてください。痛み止め薬を処方しますので痛い場合には服用ください。
 

⑤検診

 
施術後1週間前後で検診に来院してもらいます。
 

施術後の症状

 

直後〜3日

ミラドライは安全に治療するために、皮膚を吸引して照射します。そのため、皮膚が吸われて赤みが出ます。また、局所麻酔による内出血、治療による急性期の腫れや疼痛が出現します。
 

術後1〜2週間

赤みや内出血はほとんど消えます。全体もしくは、所々で皮下に硬い部分が出現します。また、軽くつっぱる感じがあります。
 

術後1〜3ヶ月

軽度の色素沈着でうっすら皮膚がベージュっぽくなる方がいます。また、表に傷がなくてもわきの皮下組織には熱が入って確実に治療されています。硬さがある方は1ヶ月目をピークに、徐々に柔らかくなり吸収されていきます。
 

術後3ヶ月目以降

ほとんど気になることがなくなります。
 
 

概要

施術時間:片ワキ30〜45分
シャワー入浴:シャワーは当日より可能です。
入浴やサウナはお控えください。
 
制限:飲酒や激しい運動はお控えください。
内服:痛み止めを処方いたします(頓服)
通院:あり。1週間後と1ヶ月後、気になる症状があれば3ヶ月後に来院してもらいます。
 

リスク・副作用、ダウンタイム

 
・腫れや内出血、硬さやつっぱり感
・熱傷の可能性
・減毛効果があり、脇の毛は減ります。
・稀に知覚鈍麻などの可能性があります。