施術内容

ミラドライとは?

【厚労省から薬事承認取得のわき汗治療器】
ワキ汗、ニオイの元となる汗腺に直接アプローチ
肌に傷つけず、高い治療効果を永続的に

ミラドライとは?

ミラドライは安全性と効果について厚労省からの薬事承認を取得しているわき汗治療で、冷却システムによって皮膚表面を保護する機能も備わった安心の治療です。メスなどで肌を傷つけることなく、皮下の汗腺がある層のみを加熱(60〜70℃程度)して汗腺に直接ダメージを与えるので、手術同様に永続的な効果を期待できます。また、生活上の制限がほとんどないため、仕事やクラブ活動などで治療をためらっていた方でも安心して治療を受けることができます。

こんな方におすすめ
  • 汗の量やニオイが気になる
  • 自身のニオイは強いほうだと思う
  • 毎日のワキ汗対策が面倒
  • 肌にメスを入れたくない
  • 永続的に効果を維持したい
  • 衣服に臭いがついて嫌
  • 黄ばみや汗染みが嫌
リスク・合併症
  • 薬剤アレルギー
  • 色素沈着、硬さ、つっぱり、瘢痕
  • 内出血、腫れ、疼痛、色素沈着、知覚鈍麻
  • 火傷、水疱形成、皮膚壊死
  • 1回の施術で70~80%程度の汗腺が破壊され、汗や臭いが元々の2割程度まで減少しますが、この効果で満足しない場合2回目が必要です。
  • ミラドライの施術によって消滅した汗腺は再生しないため、この部分についての効果は半永久的(新しい治療なので最長で確認できている効果持続期間は10年)です。
  • 同時に毛根も破壊するため、減毛効果があります。

ミラドライの特徴

傷をつけずに効果が継続

わきが・多汗症治療ではこれまで、主に傷をつける手術か傷を作らないボトックス注射の2択でした。手術には瘢痕や色素沈着などの術後合併症があり、全ての人がきれいになる保証がありません。また、ボトックスは効果持続期間が約6ヶ月で定期的な治療が必要です。手術では術後、傷が目立たない人も多いですが、万が一、傷が目立ってしまうと、人前でわきを見せるのを躊躇するなど、新たな悩みが生まれます。
ミラドライはボトックス注射の様に効果が6ヶ月で切れることなく半永久的な効果の持続が可能で、かつ、手術の様に傷をつけることがないわきが多汗症の有効な治療です。

マイクロ波で汗腺に熱を発生させる

ミラドライで使われるマイクロ波は電子レンジに使用される電磁波に近似して水によく吸収されやすい波長のため、水分子を振動させ熱を発生させます。ミラドライはこの性質を利用して汗腺を選択的に壊し、周辺組織にダメージをほとんど与えることがありません。

クーリング機能

ミラドライは照射と同時に冷却機能があり、皮膚表面を熱から保護します。

多汗症には手術より効果的

多汗症の原因であるエクリン汗腺は皮膚の浅い層にあり、手術で汗を減らそうとすると皮膚壊死のリスクが高くなります。ミラドライは肌の表面からマイクロ波を照射してエクリン腺とアポクリン腺の両方の層に熱を発生させるためエクリン汗腺も壊すことが出来ます。

ミラドライ治療の流れ

診察
気になる点や悩みの程度をお伺いし、ガーゼテストによるワキガの程度と汗の量をチェックします。ご不明な点や質問などがあれば、遠慮なさらずにお聞きください。
施術日の決定と予約
説明を聞いてミラドライ治療を受けようと思ったら施術する日程を決めます。なお、診察直後に決めなくても、ご家族とご相談の上、お電話にて施術日を決定することも可能ですのでご安心ください。
施術当日
  1. 手続き
  2. 効果を最大限に出すため、大きめにデザインします。
  3. 施術予定部分全体に局部麻酔をします。
  4. 専用のマーキングシートで脇の設計図となる目印をつけます。
  5. ミラドライ治療(片ワキ30〜45分)を開始します。局所麻酔とクーリング(冷却)システムによって痛みは全く感じません。
照射後
帰宅時に専用の保冷剤をお渡しします。また、念の為頓服用として痛み止めを処方しますのでクーリングしても痛みを強く感じた場合は内服して様子をみてください。当日は特に自宅で安静にする必要はありません。洗顔・シャワーは当日から可能ですが、入浴やサウナ、飲酒や激しい運動などはお控えください。
検診
術後1〜2週間前後に来院してもらい、施術部位に問題がないかチェックして、注意点等があればお知らせいたします。以降の検診は必要に応じてとなります。

ミラドライ施術後の症状

直後〜3日
ミラドライは皮膚を吸引させて照射するので、皮膚表面に吸引による点状出血斑が出現する事があります。また、麻酔による内出血やむくみなどが出現します。当日から数日はジンジンとした痛みを感じる事がありますがクーリングで十分にコントロール可能です。
術後1〜2週間
赤みや内出血はほとんど消えますが、全体もしくは部分的に硬結を認めることがあり、腕を挙上すると皮膚表面が凹凸に見える事があります。また、軽くつっぱり感を感じることがあります。
術後1〜3ヶ月

軽度の色素沈着は生じますが、手術ほど強いものではありません。また、皮下の硬結は1ヶ月目をピークに、徐々に柔らかくなり吸収され平坦化していきます。

術後3ヶ月目以降
ほとんど気になることがなくなります。
検診
術後1〜2週間前後に来院してもらい、施術部位に問題がないかチェックして、注意点等があればお知らせいたします。以降の検診は必要に応じてとなります。

施術時間

両脇60〜90分程度

施術後の注意事項

洗顔・シャワーは当日から可能です。当日の入浴やサウナ、飲酒や激しい運動はお控えください。悩みの原因となる汗腺を60〜70℃の熱を通す治療のため、施術当日にジンジンとした痛みを感じた場合は患部をクーリングして下さい。念のため、痛み止め内服薬も処方いたします。

合併症について

内出血、腫脹、色素沈着、硬さ、つっぱり感が出る場合がありますが、しばらくすれば症状は落ち着きます。気になる場合は診察時にお申し出ください。また、稀に薬剤アレルギーや水疱形成、瘢痕、知覚鈍麻などの可能性があります。減毛効果があり、わき毛が減ります。

施術料金

両脇 1回 217,800円

※ミラドライは自費診療で施術費用はクリニックで異なります。当院ではワキガの保険手術費用が両脇で137,400円(10割負担の場合で他の費用は除く。3割負担で41,220円の自己負担)であることと、ミラドライ治療では消耗品のチップなどが必要なことを独自の根拠にして料金設定しています。
※全て税込価格です。